鹿児島県の賃貸お部屋探し

鹿児島県は、九州本島の最南端に位置しています。屋久島や種子島、奄美大島など、200を超える離島が連なっており、北から南までの距離は600km。離島も含めると、南北にとても長い県です。

南北に長いことから、鹿児島県の北部と南部では、気候が大きく異なります。1月の平均気温を比較すると、北部は8℃、南部は15℃と差があります。

北部、南部ともに降雨量が多い点も鹿児島県の気候の特徴です。特に南部は、月間の降雨量が1年を通じて150mmを上回ります。一方、北部は梅雨の時期とそれ以外の時期とで降雨量に差があり、６月から７月の梅雨の時期には、年間降水量の約３割の雨が降ります。

他に鹿児島県の特徴と言えば、農業・畜産業が盛んであることが挙げられます。農業ではイモ類、中でもさつまいもと、そらまめ、さやえんどう、オクラなどの収穫量が日本一です。農業産出額も全国で2位を誇ります。

畜産業では、豚の飼養頭数が日本一です。さらには海に面しているため、漁業も盛ん。アユやニジマスなどの養殖が行われています。

• 鹿児島のシンボル「桜島」 鹿児島県のシンボルと言えば桜島です。桜島は、北岳と南岳の2つの火山から成る複合火山。現在でも活動は活発で、頻繁に噴煙を上げ、灰を降らせています。
  活火山と人が生活する都市とが隣り合っている鹿児島県は、世界的にも珍しい地形だと言われています。パワースポットとしても有名で、日本だけではなく海外からも観光客が訪れます。
• さつまいも、黒糖が原料の「本格焼酎」 鹿児島県は焼酎も有名です。鹿児島県産のさつまいもや黒糖などを原料とした「本格焼酎」の銘柄は2000を超えます。
  本格焼酎は、さつまいもを原料とした「薩摩焼酎」、黒糖を原料とした「奄美黒糖焼酎」の2種類に大別されます。薩摩焼酎の原料であるさつまいもは、全て鹿児島県産の物を使用。蔵元ごとに異なる味わいは、さつま揚げや黒豚料理などと相性が良く、世界的に評価されています。
• 日本初の世界自然遺産「屋久島」 鹿児島県にある屋久島は、青森・秋田の白神山地とともに、日本で最初に世界自然遺産に登録されました。日本が誇る自然豊かな島です。世界的にも希少な樹齢数千年の屋久杉や、多数の固有種、絶滅危惧種を見ることができます。
  屋久島の他、「アマミノクロウサギ」をはじめとした希少種が生息している奄美大島・徳之島も同じく世界自然遺産に登録されています。
• ロケット発射場がある唯一の県 肝付町と種子島には、それぞれ1つずつ、ロケット発射場があります。日本でロケット発射場を持つのは鹿児島県のみです。
  肝付町の「内之浦宇宙空間観測所」は、化学観測ロケットや科学衛星の打ち上げがされる場所です。種子島の「宇宙センター」では、ロケットの組み立てや大型ロケットの打ち上げがされます。

鹿児島県には空港と新幹線の駅があります。とてもアクセスに優れている県です。主要な空港は、霧島市にある「鹿児島空港」です。国内線、国際線どちらも利用することができます。

離島にもそれぞれ空港があります。種子島空港、屋久島空港、奄美空港、喜界空港、徳之島空港、沖永良部空港、与論空港の7つです。

鹿児島県にある新幹線の駅は、出水駅、川内駅、鹿児島中央駅の3つです。

本州の主要な都市である東京、名古屋、大阪へ行くのに、飛行機と新幹線を使うことができます。東京までは飛行機で1時間40分、新幹線で7時間30分、名古屋までは飛行機で1時間15分、新幹線で5時間50分、大阪までは飛行機で１時間10分、新幹線で4時間50分です。

九州縦貫自動車道や東九州自動車道など、鹿児島県内を走る道路も複数あり、車での移動も便利です。

• 鹿児島市 鹿児島県の県庁所在地です。古い歴史を持っており、薩摩藩の城下町として発展を続けてきました。鹿児島県の行政、商業、教育、文化が集結しており、中心地にはビル群が建ち並んでいます。市内には温泉も多くあり、少し足を運べば天然温泉を楽しむことができます。交通網が発達しており、鹿児島中央駅の周辺は、鹿児島県の玄関口としてにぎわいを見せています。
• 姶良市 鹿児島県県央部に位置しています。JR駅が5つ、九州自動車道のインターチェンジが3つあります。空港がある霧島市や、新幹線が止まる駅にも近いという利便性が高い市です。県庁所在地である鹿児島市のベットタウンとしても人気があり、移住を決める人が多くいます。
• 霧島市 鹿児島県県央部に位置しています。古くから各地を結ぶ交通の要として発展を続けてきました。鹿児島空港がある市です。また、霧島錦江湾国立公園や温泉郷があり、観光地としてもにぎわっています。